2013-11-06

ふたつの記事から

「いのち」 ということを時々考えます。

カナダで勉強していたときに、
中絶についての議論をレポートにまとめたことがあります。

今朝、その時のことをまた思い出すようなニュースに 
ふたつ出会ったので ご紹介します。


ひとつめは
http://www3.nhk.or.jp/nhkworld/newsline/201311052211.html

"Thailand: Underground Clinics"

タイでは中絶が法律で禁止されています。
宗教上 大罪と考えられているからです。
ビニール袋に入れられているのは赤ちゃんの遺体です。
こっそり中絶する女性があとをたたないからです。


それともうひとつ。
http://www.asahi.com/national/update/0829/TKY201308280555.html...

http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG07013_X00C13A9CR8000/

上記は 映画『うまれる』の監督 豪田トモさんが
Facebookで今朝シェアしてくださっていたもの。

( https://www.facebook.com/umareruthemovie?hc_location=stream )
 

欧米では養子縁組は 日本より敷居が低く、
私の友人たちの中にも、
自分は養子adopted だ と教えてくれたり、
兄弟姉妹がadopted だ と教えてくれる友人がいました。


賛否両論が激しいトピックは、理論的に自論の正当性を証明する練習として
レポートやディベートの課題に最適なので、よく取り上げられるのですが。

どちらが正しいか?どちらが間違っているか?を論じることは

私にはとても難しくて、
それよりも、なにが現状を創りだすのか? なにが現状を続けさせているのか?
のほうに興味がわいたことを覚えています。

正しい 間違っている よりも、
このことについて 考えたり 調べたり 感じたりすること ひとつひとつの作業が、
そしていろんな角度からの自分の視点を持つことが 大切なのかもしれません。